阪神尼崎駅から、徒歩5分ほどに「尼崎総合文化センター」があります。国道2号線沿いにある建物が、美術や文化教室を運営する文化棟。奥にはシドニーのオペラハウスと友好ホール提携をむすんでいる、アルカイックホールがあります。
写真は西側から撮ったところです。国道2号線は、建物の右。アルカイックホールはこの建物の左側にあります。
庄下川に面したところは、『庄下川公園』で緑豊かな公園になっています。
まずは『庄下川公園』でから入ります。階段を上ると、水の流れとアートのコラボ。
暑い夏には涼し気です。
背の高い木が生い茂る中、なにやらオブジェが。
【日が昇る】というそうです。だれが作ったのやらわかりませんが、尼崎名誉市民のためにあるそうです。
その奥には、雑草がはびこってますが、ちょっとした広場と、それを囲むベンチがあります。
木立の向こうに見えるのは、アルカイックホール。
川沿いには、雰囲気のある照明灯とベンチが並んでます。
川の近くまで降りれそうですが、連日の雨で川の水嵩がかなり増しています。今は降りられません。
その奥にも丸いオブジェ。これについての説明は全くありません(^^;)
ここから階段を上ると、ちょっとした広場に噴水?があり、アルカイックホールの入り口があります。
アルカイックホールは、大きな本格的ホールで、クラシックコンサートや有名アーチストのコンサートも開かれます。この日はコロナの集団接種が行われていました。
中を通って、国道の方にもどります。2階には「エフエムあまがさき」のスタジオが。
カフェ「ブラヴォー」もあります。HPに、ここの割引券があります(^-^)
総合文化センターの文化棟に入ります。
「白髪一雄記念室」は4階。エレベーターであがります。
入り口で検温、手指消毒。中での写真撮影は禁止です。
思っていたより狭くて、「これだけ?」って感じ(^^;)大きな大作は2点だけ。後は初期のころの絵が数点と、制作に使っていた絵の具缶やロープ。
ん~ちょっとガッカリでした。
白髪一雄といえば、最近美術オークションでどんどん高値がついて、世界的に人気になってきています。今や草間彌生と並ぶ、世界的な日本のアーチストです。あのスタバの社長もファンで、スタバの社長室には白髪一雄の絵が飾られてるとか。
そんな偉大な芸術家が尼崎から出ていたとは!もっと頑張って収集していただかないとね(^^;)
彼の画法は、床に広げられたキャンバスに画材をぶちまけ、それを足で塗り広げていくというもの。当時はかなり画期的な前衛芸術だったでしょう。
初めて本物を見ましたが、想像以上にダイナミックで力強いです。「尼崎っぽい」という人もいるそうですが、まさにそれ!
2008年83歳、尼崎で死去されています。わりと最近まで活動されていたんですね。生きている間にお目にかかりたかったです。
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