2010年、甲子園のリニューアル時に、外野席の下にオープンした博物館です。プロ野球阪神タイガースに関する資料だけでなく、高校野球や甲子園ボウルなどについてもスペースが裂かれています。阪神タイガースファンだけじゃなく、野球ファンなら一度は訪れてみてください。
今年の2月頃に来ましたが、その時は休館日だったんです。また行きたいと思いながら、野球シーズンに突入。そうなると、試合のある日は混みあうの間違いないから来れません(^^;)オリンピックでプロ野球中断、高校野球が始まる前の今!とやってきました。
入り口は、甲子園球場のレフト外野席。南側になりますから、阪神電車で来た時は、かなり歩かないといけません。
ららぽーと甲子園からは道を渡ってすぐです。
入場料は、大人600円。子供(4歳~中学生)300円。12球団ファンクラブに入っている人や、障害者手帳・療育手帳をお持ちの人には割引がありますから、会員証や手帳をお忘れなく。
では、チケットを買って入場します。チケットは、2003年優勝の時の、星野監督の胴上げです(^-^)
一緒に手ぬぐいをいただきました。甲子園のイラスト入りです。
入るところは一階ですので、階段で二階に上がります。レッドカーペットが重厚な雰囲気。
天井にはレトロなシャンデリアも。
順路通りに行くと、まずは高校野球コーナーです。夏の大会前で、盛り上がります!
壁一面に、過去の出場校名の入ったボールが並んで、圧巻です!好きな学校や、もし甲子園に出場しているなら出身校を探してみてください。ワタシも出身校が昔、選抜に出場したので探してみました(^-^)
いろいろな、高校野球に関するコレクションが展示されています。
「第一回大会で使用された試合球」なんてありました。1915年ですから、もうボロボロです!
春夏の、昔の優勝旗が部屋の中央に飾られてます。
その回りには、過去の名勝負のコレクション。その時の映像も流れます。このあたりだけで、もう1日過ごせそうです(((^^;)
次は甲子園ボウルコーナー。ですが、ここはほんの少しだけ(((^_^;)冬のシーズンだったら、もう少しスペース広げるのかな??
ダッグアウト・レスト。リニューアル前に実際使っていたベンチを使って、ダッグアウトを再現しています。選手や監督になった気分で、記念撮影できます(^-^)ただし飲食は禁止です。込み合ってる時は、譲り合って。
これからはタイガースゾーンです。
1985年、2003年、2005年の優勝を中心に、阪神タイガースの歴史を紹介しています。
知ってること、知らないこと、タイガースファンにはヨダレモノの展示や映像が続きます(´ρ`)
2003年と2005年の優勝フラッグ!
スタンド席の下にある博物館ですから、バックスクリーン下はほとんど通路です。そこを、利用して作られたのが「バックスクリーン・ウォーク」です。
スコアボードがまだ手書きだった頃の、選手名板がそのまま飾られています。
懐かしい名前とともに、よく使われていた板は、「かなり板んでるなぁ~」などとダジャレも交えつつ…(((^_^;)
そして、高校野球出場校のユニフォームや、すべてのトーナメント表も展示されてます。
甲子園を支えてきた裏方さんたち。グランドキーパーやウグイス嬢、売店、売り子さん…。こういう人たちにも、甲子園は支えられてきたんですね。
そして野球殿堂入りした人のレリーフ。
「バックスクリーン・ウォーク」の真ん中あたりに、「バックスクリーン・ビュー」があります。
階段を上がると、ちょうどバックスクリーンから球場を見渡す事ができます。板で囲われてますが、小窓が開いているので、そこから覗きます。
この日はちょうど、阪神タイガースの選手たちが練習してました。お目当ての選手がいるのか、ガチのカメラを構えた女の子たちがたくさんいました(^-^)
反対側の「バックスクリーン・ウォーク」です。甲子園を舞台にした野球漫画が、いろいろ紹介されてます。
最後に企画展示。この時は、『虎の歴史 タイトルホルダー』展でした。
映像を交えながら、阪神ファン必見の展示が並びます。
今年売り出し中の、佐藤輝明選手のバッティンググローブなんかもありました。
その奥が面白い!甲子園で使われていた、ストライク・ボール・アウトカウントを表示するボードや…
選手のサイン入りベンチ。なぜか林威助選手だけ、矢印でマークされてます。中国語でも表示されてるから、わざわざ台湾から見に来る人もいるのかな?林ちゃん、今は台湾リークで監督として頑張ってますね~。
トラッキーと空を飛ぶような、トリックアートも。
ここの売り、ドラフト体験コーナーはぜひ体験してください。名前やポジション、出身などを入力すると、ドラフト会議の時と同じ画面が出ます。その前でガッツポーズをすれば、気分はドライチ!写真はパンフレットからです。
さらに絶対体験は、「VR体験」コーナー。いくつかテーマがあり、一つ選び、専用器具を頭につけてもらいます。ここでしか見れない、360度の映像!
ワタシは藤川球児の最終試合、リリーフカーに乗って登場するのに同乗するテーマにしました。すぐ横に球児がいる!ってわけです。ヘッドフォンで音も聞けて、うるうるしました(T-T)
他にも別料金になりますが、スタジアムツアーもおもしろそうです。普段入れないブルペンやロッカーをガイドと一緒に見学したり、タイガースOBの解説で若手の練習風景を見たり。値段も1000~1500円とお手頃。事前予約のほかにも、空きがあれば当日でも受付してくれます。
甲子園歴史館、じっくり見てたら半日使いますし、使えます。阪神タイガースファン、高校野球ファン必見の博物館。展示は時々変わるようです。
2021年シーズン終了後、移転するようですので、行くなら今のうちに。
野球開催の日はかなり混むようですから、なにもない日に来るのがゆっくり見れますね。
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