場所は阪急園田駅が一番近いですが、徒歩では無理。バスで約5分、「田能口」下車。北へ徒歩約15分です。阪急塚口駅、伊丹駅、曽根駅からもバスが出ています。ワタシはいつもの事ながら、チャリでアプローチ!住所は尼崎で、施設も尼崎市立ですが、ほとんど豊中市です。前回立ち寄った時は、コロナで臨時休業。

この日は開いてました(^-^)

中は小川も流れる、ちょっとした公園になっています。

トイレも完備。

その公園の中に、古代の竪穴式住居が!緑も多くて、すがすがしい(^-^)

藤棚なんかもありますね~。この日は日曜日だから、ファミリーや友達どおしで来る人がポチポチいます。年齢層もいろいろ。

高床式住居!歴史の教科書を思い出します。現在修復中で、近づけません。

芝生もベンチもあります。ここでお弁当食べるのもあり?


こちらの竪穴式住居は、中に入れます。

中は狭いし暗い…。四角いおうちです。

下から見上げます。茅葺屋根の家みたい。

芝生には、発掘されたお墓の場所に、それぞれ発見当時の説明が。

そして、花が手向けられてます。

こちらは12~15歳の子のお墓。

こんな感じのお墓だったのかなぁ?

乳児は甕を棺としてつかっていたそうです。

だからお墓の形も丸い。

こちらのお墓は、30歳くらいの女性。

この時代、30歳って天寿全うじゃないですか?


こちらにも古いお墓。

小さい子供は甕で。

棺には入れずに、直接埋められてた遺体も。


いつの時代も、遺体は丁寧に扱われていたんですね。

もう一つ、竪穴式住居が。

こちらは円形。

広いですね~。ファミリーで5~6人住んでいたとか。

真ん中に囲炉裏。

藁が分厚い!

この辺もお墓らしい。

住んでいる場所のすぐ近くに埋葬されてたんや。

田能遺跡資料館に入ってみます。

こちらも無料!

部屋の真ん中には、発掘された三体のミイラが、そのままの状態で展示されてます。この人たち、何千年も経って人目にさらされるようになるなんて、思っても見なかったでしょうね(^^;)

こちらは40歳前後の男性。身長153.5cm

ちょっとガニ股で、顔は横向いてます。プイッ(^^;)

こちらは女性。身長147.5cm

墓穴が小さくて、キッチキチみたい。「肩がこりそうです」って言ってる(^^;)

周りの壁沿いには、当時の衣装…

石器や道具…

出土した土器…

住居の作り方や、当時のアクセサリーも。

奥の部屋では、実際に土器をつくってみましたビデオが流れてます。親子連れが熱心に見入っていました。
周りには復元した土器や…

発掘されたミイラの観察結果が、詳しく書かれています。
それほど広くはないですから、ゆっくり見ても、1~2時間でサクッと回れます。その割に、内容は深い!家族で来て、お父さんが子供たちにわかりやすく解説してましたね~。子供たちは質問しながら、お父さんに尊敬のまなざし(^-^)親子で来て「ふ~ん」「なるほど」って言い合ってる家族も(^-^)
時々、土器を作ったり、石の矢じりをつくったりなどのイベントもやってます。以前は、竪穴式住居に泊まるイベントもあったような…。
大人も楽しめる田能遺跡。前もって勉強して行って、子供たちに尊敬されるのもどうでしょう?(^-^)

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