青森県は未踏の地。ならば日帰りで行ってみよう!大阪からJALで1時間半。現地には、約7時間くらい滞在できる(^-^)
青森で絶対見に行きたかったのは「あおもり犬」。『青森県立美術館』にある、奈良美智の作品。インスタなんかにもよくアップされてる。
空港から青森駅まで出て、そこから路線バスに乗る。バスは一時間に一本。
時刻表は、観光案内所でもらえた。「美術館行きたいんです」って言ったら、サッと出してくれた(^-^)バスはICカードも使えるって。
現在9時55分。ちょうど10時のバスに乗れる!
そして、約25分後には美術館の前。
回りは緑いっぱいの公園。遠くに見える山は、5月というのに雪が残ってる。八甲田山かな?
建物は白。壁には木のマークが並んでる。
夜には青く光って、まさに「青森」ってわけ。
中に入っても白。トイレの中まで白(((^^;)ずっといたら、精神に異常をきたしそう…。
今、庵野秀明展を開催してるけど、それをゆっくり見る時間はない。常設展だけにする。
入場料は510円。支払いは、今時現金のみ!ちょっと時代遅れ違う?
チケットもらったら、エレベーターで下へ。降りたらすぐに、スタッフさんが案内してくれた。
展示室に入る前に通されたのは、アレコホール。四方の壁には、シャガールの作品が!
バレエ「アレコ」の背景だから、とてつもなく大きい!
写真では見たことあるけど、実物の迫力はスゴイね!これを見るだけで、かなりの時間を費やしちゃった(((^^;)
十分堪能したら次行きましょう。
入り口でチケットを見せて、順路にしたがっていく。写真はオーケー、フラッシュはダメ。これはありがたいね(^.^)
入ってすぐには、奈良美智の作品。なんか虫みたい(((^^;)
見たことあるような作品も並んでる。
そしていきなり『あおもり犬』(^^)館内から、ガラス越しに見える。
狭い空間の中で、もの悲しそうに見えるねぇ。
白いコンテナのような…。
中も真っ白で、作品が展示されてる。
窓ごしに美術館の中を見るって、ちょっとシュールやね。
端っこに押し込められたようなオブジェ。
触手のようなものが延びていって、上の階まで続いてる。
ここにも窓の開いた、コンテナ状の展示物。
窓からのぞくと、子供が寝転んで本を読んでる?
ぐるっとコンテナの外を回ると、小さな穴がたくさん空いてる。
穴から除くと、中は一部しか見えない。子供の足とか…。それだけだと、死体にも見える。
その後にもう一度見ると、子供が死んでいるみたいに見える。周りの花も、手向けの花みたい。周りの穴は、銃痕?
心がシ~ンとした。
エレベーターで上にあがる。降りたところも、なんか芸術やね(^.^)
ここは吹きガラスの展示。石井康治っていう人の作品らしい。
エミールガレみたいな、キレイなガラス(^^)
そして、「なんでも鑑定団」によく出てくる、棟方志功の作品も!
棟方志功は版画のイメージだけど、リトグラフもあったよ。ガラスケースに収められて、厳重に…(^^;)
土のうを積み上げた作品。東日本大震災を思い起こさせるわ。
下から延びた触覚が、ここまできてる!
なんか生き物みたい(((^^;)
佐野ぬいの「ブルーノート」の作品部屋。佐野ぬいって、青森県弘前市出身なんだって。この人の作品は好きやなぁ(^.^)
全部見終わると、エレベーターで最初のシャガールのホールにもどってくる。
一旦外に出て、この美術館ウリのひとつ、八角堂を見に行く。
行き方がややこしいけど、ちゃんと案内が書いてある。
階段を降りたら、外に出る。
なんか巨大な四角い建物が…?屋根の上にはとんがった何か。全然八角形じゃないねんけど…?
グルっと回ると…
ここから中に入る。
階段を上がっていく。
曲がった形は、やっぱり八角形?
小さな窓からは新緑。切り取られて、これもアートになってる(^-^)
『miss forest/森の子』
すごい団子鼻で、まぶたも垂れ下がって、狭い建物の中から、空に向かって伸びようとしてる(^.^)
ホントに子供?仏像にも見えるよ。
続いて『あおもり犬』を外から見ようと思ったけど、行き方がわからん!
『八角堂』から直接行けないみたい。入り口まで戻って、チケット売場のお姉さんに行き方を聞く。
エレベーターで下に行き、アレコホールの反対側に通路があった。
エヴァンゲリオンの模型がある。
その横を通って外に出て、そしたら標識が出てた(((^^;)もう一度階段を上がり、細い橋?を渡って、また階段を降りて…
ようやく来れた!近くで見ると、デカイ!
居眠りしてるみたい。
後ろに回ると、胴体は地面にめり込んでる。
『あおもり犬』の見てる風景。建物のガラスに映ってる。
ほんのり微笑んでる(^.^)顔がちょっと人間くさい。
垂れ耳が、女の子の髪の毛みたい。右と左で、はね方も違うし。肩があるから、よけいに人間みたいに見える。
冬場には、頭の上に雪がつもったりするらしい。でもその頃は、外には出られないとか。
美術館前には、腰掛けるのにちょうどいいアートもある。
自然いっぱいで、帰りのバスの時間までのんびりできる。地元の人も、ベンチに腰掛けたり、散策してる。
ちょっと駅から遠いけど、バスの時間に気を付けて、ぜひ行ってみてほしい。すぐ近くには「三内丸山遺跡」もあるから、セットで行くのがいいでしょうね。
海外からの人もたくさん来てたよ。
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