『横尾忠則現代美術館』でアートに浸る。新解釈の寒山拾得に大笑い(≧◇≦)こういうのって、大好きやワ!

兵庫県

「ひょうごプレミアム芸術デー」というのが一週間あって、兵庫県立の芸術・文化施設のうち9箇所が無料になるんです『横尾忠則現代美術館』もその一つ。とってもお得なんで、どこにも行けない雨の日に行ってきました。
横尾忠則、コロナのお籠りで制作三昧してたらしい。横尾忠則といえば、コラージュのイメージが強いけど、実際どうなんやろ?

『横尾忠則現代美術館』にいくのに、一番近くは阪急「王子公園」駅。ここから歩いてすぐ。

ここは違います。「兵庫県立美術館王子分室」。兵庫県立美術館は、プレミアム芸術デーで無料になりますが、ここは違うみたい。

そのすぐ隣が、目指す『横尾忠則現代美術館』

今開催されているのは「寒山拾得への道」展。普通なら700円必要のところ、無料(^^)
一階では、映像で作品の紹介みたいなこともしてた。

まずはエレベーターで4階へ。ここはコレクションルーム。写真撮影は禁止。
コラージュ写真の作品が並び、その奥の部屋がすごい!

「キュミラズム・トゥ・アオタニ」という作品。
ガラス張りの部屋に、鏡をいろんな角度で置いて、その中に外の景色の写真をコラージュしてる。窓から見える景色と、写真の景色、鏡に写る景色…。見てるとどれが本物かわからなくなって、なんだら不思議な気分になってくる部屋。椅子もあるから、座って落ち着いて(((^_^;)
写真は撮れないから、HPから。

出入り口の左側に、「目玉廊下」
ここは写真撮影オーケー、インスタオーケーなので、いろんな、写真を撮るのがおもしろい!一人だったからできなかったけど、ポーズをとったり、コスプレしたり、いろいろ遊べそう(^-^)

階段を降りて3階へ。ここは写真撮影オーケー。ただし、1点だけダメっていう作品があったけどね。

部屋の真ん中、入ってすぐ目につくのが「来迎図」。
かなり大きな作品で、真ん中には座った阿弥陀仏?その回りには飛天?電飾がいくつか貼り付けられて、それが点灯するたびに鐘の音なんかがする。

絵はよく見ると、小さな骨がたくさん貼り付けられてる。他にもプラスチックの部品、髭剃り、ハケなんかも。あの世に行くには、こんな雑多なものは手放さないとアカンよね。

部屋の回りには、同じく絵の具とともに、いろんな雑多なモノも使った作品が。

これなんか、木の枝やら鳥の羽、鳥の死体(本物じゃないやろけど)…。これも一種のコラージュじゃない?おもしろいワ(^-^)

これもかなり派手!ぐるりと電飾で囲まれて、ピカピカ光ってる(^^;)

これ、インパクトあるなぁ。いかにの横尾忠則って感じで好きやな。

この作品、素材に「アクリル 人形」。人形って?

絵の一番上に張り付いてました(^^;)上から絵を見下ろしてる。

入り口近くの小さい部屋にも、小ネタみたいな作品が展示されてた。

さらに階段で2階へここも写真撮影オーケー!

戦争当時を思わせるような作品が並んでる。

でもさ、これなんか飛行機からばら蒔かれたチラシ、手に取ると横尾忠則展に関する新聞記事(((^^;) こんなことも芸術作品にしちゃうなんて、横尾忠則すごい!

奥には「寒山拾得への道」の作品群。 古典作品の寒山拾得がですね、横尾ワールドではむちゃくちゃ(^-^)

寒山は経典の巻物の代わりにトイレットペーパー! 拾得は箒じゃなくて、電気掃除機! それもダイソンみたいなヤツ(((^^;)

たくさんのパターンが展示されてるけど、便器は必須。首からぶら下げたりして、かなり悪ふざけ(((^_^;)

これなんか、一見ルノワールみたい(^^;)
なぜか絞首刑の首吊りロープもたくさん描かれてる。これはなんか意味あるんかな?
襖の取手みたいなのまでついてる。京都のどこぞのお寺で、こんな襖絵があったらサイコーやけどね(^^)そこまで度胸のあるお寺はないか。
宗教っぽくないし、ブラックユーモアに近い。おもしろいワ~

一階まで降りてきたら、映像ではモダンバレエをやってて、みなさん座って見てた。今見てきた展示室内で、二人のダンサーが踊ってる。これも芸術やね。
一階にはショップと、外にカフェもある。カフェは人気みたいで、満席やった。
展示室にはそんなにお客さんいなかったから、カフェだけに来る人も多いのかな?次回はカフェ目当てに来たろ。

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