阪神淡路大震災でぺしゃんこになった『生田神社』、わずか一年半で復興し、新しい姿になっています。繁華街の真ん中にもかかわらず、静かな森もあり、すがすがしい神社です。飲みに行く前に、ちょっとお参りはどうですか?

兵庫県

三ノ宮から徒歩すぐ。初詣でも賑わう『生田神社』にやってきました。阪神・淡路大震災で社殿がぺしゃんこになった映像をみて、かなりショックを受けたもんです。今は、復興した神社で、藤原紀香さんと陣内智則さんが結婚式を挙げた神社としてのほうが有名かな?
この神社、周囲は繁華街だから、若い頃は周りで遊んだもんですが、ゆっくり参拝したことはなし!せっかくなので、復興した神社を見に行こう。

繁華街を通り抜けていくと、正面に木の鳥居。堂々としたもんです。

鳥居をくぐってすぐの右手、松尾神社です。酒造・農工業の神様。

灘五郷酒造の発祥地だそうです。

手水舎は、紫陽花の花手水になってたけど、枯れかけていて、あんまりキレイじゃなかったですよ(-_-)

その先に楼門。立派な門ですね~。

入った正面に、立派に復興した本殿。これが震災でぺしゃんこになったわけです。
手を合わせた後で、本殿の左に進みます。

そこには池。噴水もあって、紫陽花が咲いています。

池の畔には「市杵島神社」。芸能上達・水の神様、またの名は弁財天です。

ハート型の絵巻がたくさん!

おくには「戸隠神社」。身体健全・筋力増進・大力の神様。
今筋トレしてるから、しっかりお参りしときます(^-^)

龍の飾りがキレイです。

その前には「さざれ石」が。君が代の歌詞に出てくる石ですね。

「戸隠神社」の後ろには、石の鳥居の一部が埋もれています。
今回の震災でつぶれた鳥居かと思ったら、安政の大地震で倒壊したものでした(^^;)

さらに奥へ。「縁結びの水占い」なんかもあるようです。

「かまぼこ発祥地」の碑もあります。かまぼこ発祥って、静岡と思ってました(((^^;)

神社の裏手は「生田の森」です。

大きな木がたくさん生えてます。森というには小規模ですが、繁華街のど真ん中にこんな処があったとは!

森の中に、小さなお社。「生田森座社」安産・万物成長・生田の森の守り神だそうです。

生田の森の横には、朱塗りの鳥居が並んでいます。稲荷神社です。

手前には、小さいながらもかわいい花手水。

鳥居をくぐりながら、階段を上がります。

新しいから、細かい部分までとっても美しい(^.^)

大きなクスノキの切り株。御神木?

神戸大空襲で焼けて、そのご再生してる木だとか。裏に回ると、たしかに小さな枝が生えてました。

本殿のちょうど裏手には「蛭子神社」があります。商売繁昌の神様です。「えべっさん」と言ったほうが分かりやすいですね(^.^)のぞくと、お馴染みの大きなお腹のえべっさんが見えました。

なぜかカエルが…(((^^;)

本殿右から正面にもどります。
「包丁塚」とは珍しいですね。包丁というより、まな板みたいです(((^^;)

「塞神社」「雷大臣神社」「人丸神社」の三社です。

阪神・淡路大震災で倒壊してから、わずか一年半で再建した神社。新しい中にも、昔からの森があったり、歴史を感じます。繁華街の中にあるせいか、海外からの観光客も多くみられました。
その様子を見ていると、こちらまで嬉しい気持ちになりました。

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