静岡日本平に、富士山を見に来ました。となると、まずは日本平へ!天気が良くて、素晴らしい富士山を眺めることができました。
日本平からロープウェイに乗って、山を中部空港まで降りると『久能山東照宮』があります。徳川家康の遺体を葬ったところだとか。ロープウェイと拝観料を合わせると、1700円。ちょっとした金額ですから、ボンビー旅行者にとっては考えるお値段です。

どうしようかなぁ~と考えながら、ロープウェイの入り口まで来ました。
ワタシは関西人だから、家康には思い入れはありません。

しかし、今年の大河ドラマ「どうする家康」のせいで、静岡のいたるところに松潤のポスターが…。
つまり、今が旬の場所というわけです。そんなに行く機会もないでしょうから、行ってみることに。
チケットは自販機で買います。現金の他にも、クレジットカードも使えます。
WAONも使えそうだったので、それで払おうとしましたが、なぜか全く動かなくなりました。仕方ないのでクレジットカードで支払いました。

ロープウェイにのって、約5分。降りたらすぐに東照宮の入り口。拝観料は500円。宝物殿に入るなら、さらに400円。宝物殿は入らないので、500円払って中へ。
ちなみに、ロープ―ウェイのチケット売り場で、セット券もありました。セットだからといって、割引はありませんが(^^;)

いきなりの急な石段!手すりにつかまりながら、上がったり下ったりするご老人も。

門の彫刻がすごくキレイ。子供の頃、日光東照宮行ったことがあるけど、日光もこんな感じだったと思います。

門をくぐると、さらに階段。梅が咲いて、提灯がぶら下がってます。
梅祭りかな?って思いましたけど、提灯外していってるから、三連休の間にやってたのでしょう。

家康梅というそうです。

カワイイ花が、もう咲いてます(^^)

神馬がいます!
良縁、安産、子授けにご利益があるらしいですが、ワタシには、全部縁のないモンです(((^^;)

そして、ドン突きには唐門。残念ながら、ここからは入れません。
右手の方から回っていくと…

なんか、プラモデルやフィギアが奉納されています。静岡には、バンダイはじめ、有名模型メーカーがあるらしいです。

元をたどれば、この東照宮をつくるにあたり、全国から職人が集められたそうな。
その職人たちは、工事が終わってからもここに住み着き、木工製品などを作ったそうです。その技術が、プラモデルなどの発展になったらしい。
ん~知らんかったなぁ

ここからも、さらに急な階段を上がると、日枝神社がお祀りされてます。

ここは重要文化財のようです。

そして、右手のこの門をくぐって中へ入っていきます。色鮮やかで、きらびやかな建物は、韓国の王宮のようです。日光東照宮もこんな感じですね。

細かいところまで、美しい彩色が施されています。

葵の御紋が、至るところに!この中にひとつ、逆さになってる御紋があるそうですが、見つけられませんでした。

見事としか言えないですね。維持するのも大変でしょう。

周りの塀にも装飾が。



動物や植物、鳥たちが透かし彫りされていて、ミニチュア日光東照宮みたいです。


左手の奥に、家康のお墓に続く階段があります。お墓まで40段って書いてました。
ここもかなり急な階段です。

このあたり、まるでお城の石垣みたいです。
ここは元々、武田信玄が築いた「久能城」だったそうです。

階段を上りきると、家康のお墓です。ここに家康の遺体が葬られたのですね。

横には手水。でも、家康は神様じゃないし…。

手水の後ろにある、この大きな楠が「金のなる木」です。
「金のなる木」と聞いて、てっきりお金持ちになるご利益があるのかと思ってましたが、どうも違うようです。

家康が三本の木を描いて、「よろず程のよ木」「慈悲深か木」「しょうじ木(正直)」と書き、これを守れば金持ちになれる、と言ったとか。
さらに細川忠興が枝葉を書き、「あさお木(朝起き)」「いさぎよ木」「しんぼうつよ木」「ゆだんな木」「ようじょう(養生)よ木」「かないむつまし木」と書き加えたとか。
日本人のお家芸、ダジャレの宝庫ですね(((^^;)

帰りは、気をつけて階段を降りていきます。
入口の門には、後ろにも見事な装飾です。

博物館には入りません。


売店の横からは、駿河湾がキレイに見えます。

ロープウェイにのって、日本平に戻ります。
登山道もあるそうですが、普通の人で、片道20分くらいかかるそうです。こちらの神主さん達は、毎日その道を上がり下りするそうですが、早い神主さんは、10分足らずで行き来するとか!
今が旬の久能山東照宮、日本平で美しい富士山を眺めたら、ぜひロープウェイで訪れてみてはいかがでしょう?

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