道後温泉といえば、日本書紀にも登場する、日本最古の温泉と言われてます。昔から一度行ってみたくて、今回初めて訪れました。日本で一番古い温泉とかで、レトロな建物なんかエモい感じですね(^-^)
松山から市電に乗って、20分ほどで、終点「道後温泉」に到着します。
駅舎はいい感じに、大正時代風?
実はこれ、スタバの店舗です。最近のスタバは、あちこちで個性的なお店を出して、攻めてるなぁという感じです(((^_^;)
昔懐かしい、赤いポストも(^-^)ここから自分宛てに、絵葉書出したりするのも楽しいかもね。
そして坊っちゃん列車が横たわってます。土日祝には、実際にJR松山駅や松山市駅の間を運行するそうです。
駅の前に人だかり。坊っちゃんカラクリ時計がちょうど始まるところでした。
時計版がクルっと回って、マドンナが現れます。
時計台の屋根が上にはね上がったかと思うと、両側にも開いて、中からおじさんやおばさん、人力車などが登場。
坊っちゃん風の人形も。
一番下には、温泉に浸かる幸せそうな人たち(^^;)夏目漱石もいるそうです。なんともノンビリしたからくり時計ですね。
すべて終わると、もとの静かな時計台に戻ります
と思ったら、再び文字盤が回ってマドンナ登場。道後温泉の観光案内をしてくれます。
このカラクリは、毎時行われるそうです。
時計台の横には足湯もあり、誰でも自由に、無料で足湯が楽しめます。ただ、ここの温泉は、温度が高いのかな?夏は熱くて(暑くて)大変でした(^^;)
店街に入ります。「道後ハイカラ通り」というそうです。
入ってすぐの右側に、道後温泉観光案内所がありますので、町歩きの地図をもらいます。
ハイカラ通りは、アーケードになっているので、日差しを遮って涼しく歩けます。
両側のお店を見ながら、突き当たりまで進むと、アーケードは右に曲がります。
反対の左に出ると、温泉の『椿の湯』があります。ギリシャ神話を思わせるような、立派な建物です。
入浴料金は400円。ロッカーを使うのに10円必要。新しくて、開放的な温泉です。ロビーのアートもステキ(^-^)地元の人が多い感じがしました。
「椿の湯」の隣には、広場いっぱいに鮮やかな色合いのアートが。『飛鳥の湯』の「ハダカヒロバ」です。
映画監督として有名な、蜷川実花さんの作品です。夜にはライトアップもされるようです。
きれいな花の写真のコラージュです(^-^)うまい具合に誰もいなくて、きれいに写真が撮れました!
広場の端には小さな川が流れ(これも温泉だそうです)、石橋もかかってます。
川の源流には「湯玉石」があります。「湯玉石」に願い事をしながらお湯をかけるといいそうですが、お湯をかけるための柄杓などがありませんでした。コロナの影響でしょうかね。
建物は広場を囲んだ回廊のようになっています。飛鳥時代の建物をイメージしたそうです。
そして『飛鳥の湯』は、今や道後温泉のシンボルのような公衆浴場。重要文化財の『道後温泉本館』が補修工事中の今、特に人気が高いようです。特に露天風呂があるのはここだけです。
料金は、1.入浴だけなら600円。
2.二階の大広間での休憩もするなら、1280円。入浴と浴衣で大広間での休憩に、お茶とお茶菓子がついてます。
3.個室でゆっくりするなら1690円。タオルと入浴、浴衣で個室での休憩に、お茶とお茶菓子がついてます。
4.さらに贅沢に特別浴室を使うなら、1690円プラス一組につき2040円。タオルとバスタオル、入浴、特別浴室、浴衣で個室での休憩に、お茶とお茶菓子がついてます。特別浴室では、湯帳を着たまま湯に浸かる、珍しい入浴が体験できます。
予算と興味にあわせて選んでください。
ワタシは初めてだし、あまり時間もないのでシンプルに入浴だけしました。ここは露天風呂もあり、時間になるとプロジェクションマッピングも行われます。
さて、ハイカラ通りに戻り、右の方に行きます。入口上にある『道後』の文字が良い感じです(^-^)
ドンツキにカラフルなアート?実はこれが『道後温泉本館』です。平成7年まで補修工事中で、このようなアートで、建物全体を囲っているんです。
正面には、左の方から回り込んでいきます。
道を挟んだ向こう側から見ると、本館の正面はこんな感じ。
さすがに人気のようで、少し並んでます。混雑状況により、整理券が配布されるそうで、ワタシが行ったときは男性は整理券が出てたそうです。女性はそのまま入れましたが、入り口が込み合うため少し待たされました。料金は420円。
館内はとても古くて、約100年前に建てられたものだとか。本来は「神の湯」と「霊の湯」の2種類があるのですが、改装工事のため「霊の湯」のみの営業です。入り口で靴を脱ぎ、お金を払うと、おばあちゃんが案内してくれました。
人ひとりがやっと通れるような、急な階段をゆっくり降りると、脱衣所になります。歴史を感じながら、ゆったりお風呂に浸かります。二階には休憩所もあるようですが、工事中のため使えません。
お風呂から上がるとちょうど12時。どこからか太鼓の音が聞こえてきます。朝6時、昼12時、夕方6時に打ち鳴らすそうです。
『道後温泉本館』の、道を挟んだ向かい側には「振鷺亭」という休憩所があります。温泉内に休憩所がないので、こちらは便利ですね。
今は入れない「神の湯」に入ったような写真が撮れるスポットがあったり、道後温泉に関する資料の展示もありました。
その横手の坂道を上がっていくと、「空の散歩道・足湯」があります。
休憩できる東屋と、無料の足湯があります。
ここからなら、『道後温泉本館』の全貌を上から眺めることができます。
先ほどの「振鷺亭」も、上から見ると…(^-^)
3つの温泉に入りましたが、どこでも入るときに検温と手指消毒、連絡先の記入があり、コロナ対策をしっかり行ってました。古さと新しさを織り混ぜた温泉の町。
温泉はどこもクレジットカードやICカード、QR決済にも対応していました。
周りにはホテルや旅館もあり、すてきな飲食店、楽しいおみやげ屋さんもたくさんあります。
あちこちに足湯や手湯もあり、食べ歩きしながらそぞろ歩きたい町です。
道後温泉本館の工事が終わる平成7年頃、また来たいなと思いました(*^^*)
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