京都御苑の東側、風光明媚な場所にある『梨木神社』は、鳥居をくぐると、物理的にこれ以上入れない神社です。どういう事??萩の名所としても知られる神社の、現代に抱える問題が…

京都市

京都御苑の東にある『梨木神社』さん。観光客も少なくて、静かな雰囲気の一帯にあります。萩の名所として知られてますし、御神水も汲めます。御神木の葉っぱがハート型という事で、若い女性にも人気の神社です。が、かつてニュースにもなりましたが、むしろ境内にこんなものがある神社としての方が知られているかも…。

京都御苑の東側、緑に覆われた、散策にピッタリの場所です。

銀杏や紅葉がキレイです。

そんな中に、立派な鳥居が建っています。

「梨木神社」と書かれていますね。

では、鳥居をくぐって…と思うと、真っ直ぐには進めません。なぜならそこには大きなマンションが建っているからです。
では神社にはどこから入るのか??マンションと京都御苑の間の小道を進みます。

三階建ての、シックなマンションですね。かなり大きな敷地のようです。

マンションのはしっこに看板がありました。
そこを入ります。石畳の小道は、それなりに雰囲気があります。

萩が有名とは聞いていましたが、これが萩?

ここにも立派な鳥居が。
さっきのが一の鳥居、これが二の鳥居、といった感じでしょうか?本来なら一の鳥居から本殿まで、まっすぐの参道があったはずです。

ここからでも、ステキな雰囲気の参道が延びています。

手水がありました。

「染井」のご神水です。京都三名水の一つで、平安時代から使われていた、という説もあります。

お水を汲んでいる女性もいました。誰でも自由に汲んでいいのかと思ったら…

一回5リットルまでで、100円払わないといけないようです。
維持費がかかるのは分かりますが、お金取る神社を見るのは初めてです(>_<)

お参りに入ります。

入ると拝殿。

その向こうに本殿があります。

境内には紅葉が色づいています。

いや、まだ緑色のも(((^_^;)
でも、ステキな雰囲気です。

参道にはカフェもあり、お庭を眺めながらゆっくりお茶することもできます。

今は神社も、いろいろな事をしないと運営できない時代になっているのでしょうか?こちらのマンションは、土地は定期借地権による借地で、60年後には更地にして、梨木神社に返還するという形態です。その地代を社殿の改修などに使っているそうです。

賛否あるでしょうが、時代に合わせて変わらざるをえないモノもありますね。

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