ここで歴史が変わった⁈今の『本能寺』は、寺町通りの奥まったところにある、静かなお寺です。織田信長のお墓もあり、宝物殿もかなり大きいです。墨絵師 御歌頭さんのイラストが迫力あって、一見の価値あり!です

京都市

寺町通りにある『本能寺』は、言わずと知れた織田信長最後の地です。大きなお寺で、御池通りからも河原町通りからも入れますが、寺町通りからが一番分かりやすく、正門になります。
駐車場も20台完備で、料金は30分200円です。御池通り沿いには「本能寺ホテル」もあります。

アーケードのある寺町通りから、大きな門をくぐって入ります。

入ってすぐ右手には、立派な建物。大寳殿です。
この時は「名刀 薬研藤四郎 復元 重要刀剣 特別展示 和泉守兼定」の展示をやっていました。
刀にはあまり興味がないのでスルー…しようとしましたが、チラッとみえた墨絵。

入り口入ったすぐのところに貼ってました。これは織田信長でしょうか?すごい迫力です!
墨絵師 御歌頭さんのイラストです!ポスターなどではなく、本物のようですね。
令和一年六月二日の字が読めます。本能寺にて、とありますから、ここで書いたのでしょうか?
本能寺オフィシャルショップで、この人の描いた織田信長や明智光秀のステッカーなどが購入できるようです。
御朱印も、今はこの人の絵が使われているようです。

さて、大寳殿の奥には本堂が見えます。大きな木があります。楠でしょうか?歴史を見てきた木ですね。

かなり大きな建物ですが、本能の変を初め、何度も火災による消失があり、場所も転々としていたようです。
本能寺と織田信長との関係は、本能寺のHPに詳しく書かれています。興味のある方は覗いてみてください。

本堂の右手奥に、織田信長の墓所があります。

正面の建物がお墓のようです。お墓の右横には、これも大きなイチョウの木。

「天明の大火」で市中が猛火に襲われたとき、イチョウから水が噴き出し、人々を救ったという言い伝えから、「火伏せのイチョウ」といわれています。今は京都市指定保存樹になっています。

遠くから見ると、祠になっているのかと思いましたが、墓石の前に拝殿があるような作りです。

とても広いお寺で、脇には本能寺に給仕する子院が七軒連なっています。今回は時間がなく、見ることができませんでしたが、それぞれ特色あるようで、興味深いです。

いらっしゃるなら、たっぷり時間を取って、ゆっくり見て周りたいお寺です。
アーケードの寺町通りも、個性的なお店が並んで、一件ずつ見て歩くのも楽しいですよ。

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